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レーザー治療とストリッピング治療の比較Q&A


手術のキズは?

レーザー治療は膝の内側から針を刺して、レーザーファイバーを壊れた大伏在静脈内に挿入し、内側から焼灼する治療ですのでほとんどキズが残りません。 ストリッピング手術は、足の付け根(鼡径部)と膝の内側にそれぞれ1-1.5cmほどのキズをつけて、特殊な道具で壊れた大伏在静脈を抜き取る手術です。ですから、ストリッピング手術では足の付け根(鼡径部)と膝の内側に最低二カ所のキズが残ります。
手術時間は?

レーザー治療、ストリッピング治療どちらも片足約30分、両足で約1時間程度です。
手術の麻酔方法は?

レーザー治療もストリッピング治療も局所麻酔で行うことが出来ます。ただし、手術中は静脈麻酔を用いて眠っている方が、手術中の記憶がなく、気づいたときには手術が終わっていますので、患者さんの評判は圧倒的に静脈麻酔を用いる方がよいです。静脈麻酔を用いた場合にも、手術後数時間で帰宅可能です。
両足ストリッピングの患者さんには麻酔科専門医による全身麻酔をおすすめしています。
手術後はどっちが痛いの?

個人差がありますが、ストリッピング手術では二カ所のキズが残りますが、意外にキズの痛みを訴える患者さんは少ないです。太ももの内側(血管を抜き取った部分)の突っ張り感がしばらく残ります。一方で、現在用いられている980nm ELVeSレーザーでは、キズは残りませんが、太ももの内側(レーザーで焼いた血管の周囲)に多かれ少なかれ痛みが生じます。(一般に、ストリッピング治療に比べ、レーザー治療の方が痛がる患者さんが多いと言われています。)
費用はどちらが安いの?

ストリッピング手術料金は片足:3割負担の方で3万3000円、1割負担の方で1万1000円)です。
レーザー治療の手術料金は片足:3割負担の方で4万3000円、1割負担の方で1万4000円)です。
*実際の治療費用は、麻酔やお薬の費用、入院の方は入院費用などが加わります。
どちらの治療がいいの?

キズがつかないことや日帰り手術が可能なことから、レーザー治療がどんどん広まっていますが、患者さんによって、レーザー治療がふさわしい人、ストリッピング手術がふさわしい人がいます。
下記のように、壊れた静脈が太すぎたり、皮膚の表面を走行している人や、曲がりくねっている人は、レーザー治療はふさわしくありません。
下肢静脈瘤画像

また、色が白い女性の方で表在静脈が皮膚の近くを走行している方は、レーザー治療後に色素沈着(しみ)が残ることがあり、ストリッピング手術の方がきれいになることもあります。
1人1人の患者さんに応じて、ふさわしい治療を選ぶことが大切です。
日帰り治療と入院治療はどちらがいいの?

レーザー治療後は、手術後72時間以内に超音波検査でレーザー治療後の血管を検査する必要があるため、日帰り手術の場合は、通常翌日に再受診しなければなりません。治療を受ける施設とご自宅が近所の方、片足のみの治療の方は日帰り治療が可能です。両足同時治療の方やご自宅が遠方の方は、一泊二日(入院して手術し、翌日検査して退院)や二泊三日の治療をお奨めいたします。
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