寺田病院(足立区扇)の下肢静脈瘤センターのサイトです

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下肢静脈瘤センター 症例紹介 【8】30代の男性

30代の男性です。職業は美容師さんとのことでした。30代で静脈瘤になる男性は、圧倒的に立ち仕事(美容師さん、製造業、販売業)の方が多い印象があります。>

男性は、多少あしに静脈瘤がボコボコしていても、女性のようにだるい・むくむといった症状がでることが少なく(原因は分かっていませんが、女性の方が症状がより強く出る傾向にあると思います)、かなりひどい状態で受診される方がほとんどです。この患者さんは、最近になり急速にボコボコがひどくなってきたのと、仕事の後のこむら返りがつらいとのことで受診されました。 写真1は受診されたときのものです。この方の太ももと膝下の静脈瘤は、それぞれ別々の静脈から発生した特殊なタイプでした。そのため壊れた二本別々の静脈をそれぞれレーザーで焼灼し、ボコボコは小切開静脈瘤切除で取り除きました。

写真2は手術後1週間、写真3は手術後1ヶ月です。若干の膨らみと色素沈着(皮膚の黒ずみ)が残っていますが、症状は改善しまずまず満足して頂きました。

レーザー治療:治療後症例8

下肢静脈瘤センター 症例紹介 【9】60代男性、ここまで太くなる!?下肢静脈瘤

60代前半の男性の患者さんです。

これまで数千例の静脈瘤治療に携わってきましたが、そのなかでもトップクラス?の立派な?静脈瘤です。

これほど膨らんだ静脈瘤ですが、湿疹や皮膚の潰瘍は合併していません。ご本人も、見かけがひどいだけで辛くなく、それほど気にしていなかったとのことです。。重い腰をあげて受診して頂き手術を行うことになりましたが、今回受診しなければあと数年放置していたとのこと。

男性はだるさやむくみを訴える方が女性よりも少なく、皮膚の症状が出なければなかなか受診されないことが多いです。

写真参照・術前1, 2, 3, 4

レーザー治療:治療後症例9


右足の付け根には、鶏卵大ほどの大きさにふくれています。太ももでは太く蛇行しています。

この症例は、レーザー治療では十分に治療することは不可能と判断し、ストリッピング手術と小切開静脈瘤切除術を選択しました。通常より時間をかけて、丁寧に壊れてふくれた静脈瘤を取り除きました。

治療は一泊二日の入院治療で施行させて頂きました。

写真は手術後2ヶ月の最終診察時の写真です。ご本人は見た目をそれほど気にされる方ではなかったのですが、かなり喜んで頂きました。

写真参照・術後1,2

1470nm ELVeSレーザー導入のお知らせ

2箇所の傷から表在静脈を取り除く手術です
1470nm ELVeSレーザーとラディアル2リングファイバー
1470nm ELVeSレーザーとラディアル2リングファイバー  



これまで保険適応の下肢静脈瘤レーザーは980nm ELVeSレーザー1機種のみでした。 このレーザーは、日本初の保険レーザーとして全国に普及しつつありますが、手術後の合併症として、レーザー部の痛みと皮下出血(内出血)が多かれ少なかれ生じてしまいます。 痛みは痛み止めの服用でコントロール可能ですし、皮下出血(内出血)は約2-3週間で消失しますが、やはり患者さんにとっては不快な合併症で、これらが起こらないに越したことはありません。

本年5月に、980nm ELVeSレーザーの後継機種として1470nm ELVeSレーザーが保険収載され、当院でも全国に先駆けて6月より導入させて頂きました。(1470nm ELVeSレーザーの詳細はこちら

このレーザーと新しいレーザーファイバー(ラディアル2リングファイバー)の組み合わせにより、980nmレーザーで起きる皮下出血や痛みがほとんど生じなくなりました。現在のところ、当院で治療した半分以上の患者さんが、痛み止めの薬を一度も使わずに済んでいます

薬を飲んだ方も、「少し気になるので1錠だけ飲んだ」程度です。皮下出血もほとんど生じず、手術後から手術した跡がほとんど分かりません。

これまで30万円から40万円の自費でしかこの治療を受けることが出来ませんでしたが、ようやく、痛くない・跡が残らない究極のレーザー治療が保険で受けられるようになりました。

費用はもちろん980nmレーザーも1470nmレーザーも同じ料金です。

現在のところ、日本で下肢静脈瘤レーザー治療を受けるなら、1470nm ELVeSレーザーが安価で痛みもなく最善の治療法であると思います。


現在国内で使用されている下肢静脈瘤保険レーザーについて

名 称 1470 nm
ELVeSレーザー 
 980 nm
ELVeSレーザー
外 観 1470 nm ELVeSレーザー 980 nm ELVeSレーザー
保険収載   2014年5月 2011年4月
普 及(2014年6月現在) 全国で約30施設(当院で導入) 全国で約230施設
手術費用   約45000円(3割負担) 約45000円(3割負担)
手術時間   15-20分 20-30分
痛 み   ほとんどなし あり
皮下出血(内出血)   ほとんどなし あり
2011年に980nm ELVeSレーザーが日本でも使用できるようになり、下肢静脈瘤治療はこれまでのストリッピング手術からレーザー治療に変わりつつあります。

さらに、2014年5月に、さら進化した1470nm ELVeSレーザーが保険で使用できるようになりました。下肢静脈瘤治療を専門としている施設では、どんどんこのレーザーを取り入れています(2014年6月現在、国内で約30施設)。手術料金はこれまでと同じで、手術時間は速くなり、手術後の痛みや内出血が格段に起こらなくなりました。



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