重症度の指標
治療は肝臓に対するものだけでなく、全身管理が必要
「肝硬変の非代償期」・・・病気が進行すると全身倦怠感,疲労感,腹部膨満感,食思不振などの訴え、さらに進むと黄疸,精神障害,腹水,筋萎縮などの栄養障害がでます。ホルモンの代謝異常から手掌紅斑(手のひらが赤くなる)やクモ状血管腫(腹部の皮下静脈の拡張)が出てきます。男性では女性化乳房(女性のように乳房が膨らむ)が見られることもあります。
「肝硬変の非代償期」・・・
要するに肝硬変になってしまうともう肝臓は正常には戻らない為、保存的な対症療法しか治療法はないのです!肝硬変になる前になんとしてもくい止めねばなりません!
血液腫瘍マーカー(α-フェトプロテイン,PIVKA-「)・・・癌細胞がつくるたんぱく質が血液中に分泌され、そのたんぱく質の血液中での濃度が上昇することによって、癌の存在を知ることができます。
画像検査(癌の腫瘤や転移を見つける為)・・・腹部超音波検査,CT ,MRI
経カテーテル的肝動脈塞栓術(TAE )・・・肝細胞癌の主たる栄養血管である肝動脈を薬物で塞栓し癌細胞を兵糧攻めにする方法で同時に抗がん剤を注入することもある。
経皮的エタノール注入療法(PEIT )・・・超音波で観察しながら皮膚より癌細胞へ針を刺しエタノールを注入させ、癌細胞を壊死させる方法。
他の肝障害と比べてアルコール性肝障害は肝機能検査の中でγ-GTPの上昇が目立ちます。ビリルビン高値,血液凝固因子の低下,白血球の増加は重症の目安になります。