痔のことなら寺田病院
生活習慣病とのおつきあい

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 貧血
 
■貧血とは何でしょうか?

人間の組織は酸素を取り入れ機能を維持しています。血管の中は当然、血液があるのですがその血液の中の赤血球に酸素がくっき体の隅々まで運ばれるのです。貧血とは、赤血球の数が減少したり、または赤血球自体の酸素を運搬する能力(ヘモグロビンがこの能力を担っている)が低下したりすることをいいます。

■貧血の原因は何でしょうか?

鉄欠乏性貧血 もっともポピュラーなもので鉄の不足によりヘモグロビンが減少し貧血となる
  • 出血が原因:
    傷などによる一過性の出血だけでなく、胃・十二指腸潰瘍や痔、子宮筋腫などで少しずつ体外に血液とともに鉄分を失うためにおきます。
  • 食生活が原因:
    偏食やダイエットなどで食物からの鉄分の摂取が不足するような栄養バランスの悪い食事をしている。
  • 鉄分の需要が多いのが原因:
    成長期の子どもや妊娠中の女性は鉄分の必要量が普通より多いため貧血になりやすくなる。
  • 激しい運動が原因:
    スポーツなどで激しい筋肉運動をする人は赤血球が早く壊されて鉄分が不足しがちになる。(スポーツ貧血の欄参照)
  • 不規則勤務が原因:
    体内の鉄分は夜になると減少するため、深夜勤や不規則勤務に就いている人は同じ食事をしていても貧血になりやすい。
再生不良性貧血 骨髄の造血機能に異常が生じ、赤血球の母細胞がうまく造られない。
巨赤芽球性貧血(悪性貧血) ビタミンB12や葉酸が欠乏して赤血球になる前の段階の赤芽球が成熟できなくなる。
溶血性貧血 赤血球が普通より早く壊されてしまい、赤血球が不足する。

 
■生活習慣の改善は?
 
貧血の中でも最も多い鉄欠乏性貧血は生活改善によって予防することができます。
 

鉄分の多い食品を積極的に摂る
成人男性は鉄分を1日約12〜15mg、成人女性は15〜20mgの摂取を(女性は月経や妊娠、授乳のため鉄分が失われ鉄欠乏性貧血になりやすい)
 
<鉄分の多い食品>
大豆、大豆製品、レバー、ひじき、もずく、のり、あさり、牡蠣(かき)、ほうれん草、小松菜、切干大根、 いわし丸干し、牛もも肉、まぐろ赤身など。
 
無理なダイエットや食事が不規則といった生活は改善する
 
バランスの良い食事を摂る
ヘモグロビンは鉄とたんぱく質でできているので、たんぱく質を摂取することも大切。肉や魚、豆腐、卵など良質のたんぱく質を適量食べましょう。また、ビタミンCは鉄の吸収を促進させる働きがあるので、野菜や果物などを食べるようにしましょう。
 
お茶、コーヒーは食事とは時間をずらして飲む
緑茶や紅茶、コーヒーに含まれるタンニンを鉄分といっしょにとると鉄分の吸収が悪くなります。
 
適度な運動をする
日頃から運動しているとヘモグロビンが増えます。



 出血傾向
 
■出血傾向とは

出血しやすく、いったん出血するとなかなか止まらない状態をいいます。血管性の出血、血小板性の出血、凝固因子性の出血、これらの複合型の出血の4つのタイプがあります。症状は、紫斑(皮下出血)、はぐきの出血、鼻血、血尿、月経過多、関節の内出血などで、以前より出血しやすい場合は要注意です。
 
 
■出血傾向の原因は?

出血傾向は遺伝的な要因による場合もありますが、肝臓の病気や血管の老化が原因でなることが多く、特に血小板減少や血小板機能異常による出血が多数を占めます。
 
 
 
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