痔のことなら寺田病院
生活習慣病とのおつきあい

<< 戻る 次へ >>

 頭痛とのお付き合い
 
■頭痛とは何でしょうか?

頭痛は、痛みの起こり方によって、大きく
 
@「日常的に起こる頭痛」
A「脳の病気に伴う頭痛」
B「慢性頭痛」に分けて考えられます。
 
日常的に起こる頭痛 かぜや二日酔いによるもので、原因が解消されれば自然に治ります。
脳の病気に伴う頭痛 くも膜下出血、脳出血などによって起こり、何の前ぶれもなく激しい痛みがあらわれることが多く、生命に危険がおよぶケースもあるので注意が必要です。
慢性頭痛 原因がはっきりしないまま、繰り返し起こる頭痛です。いわゆる「頭痛持ち」の頭痛で、頭痛全体の約80%はこのタイプといわれています。
 
慢性頭痛は、その原因やあらわれ方によって「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」の3つに分けられます。
 
突然に見舞われる強い頭痛はもちろんのこと、安静にしていても治まらない、あるいは繰り返し起こり、しかも次第にひどくなるような場合、そして市販の鎮痛薬を服用してもいっこうに改善されないといったときも、ためらわず医師の診察を受けるようにしましょう
 
 
慢性頭痛の種類
緊張型頭痛 緊張型頭痛は、無理な姿勢を長時間続けたときのような肉体的ストレスや、仕事上の悩みのような精神的ストレスによって起こる頭痛です。どの年齢層にもみられます。このタイプの頭痛は、午後になって疲れてくると痛みが強くなる傾向があります。
片頭痛 疫学調査によると、日本人の約8%が片頭痛に悩まされているといわれ、男性よりも女性に多くみられます。たいていの場合、10〜20歳代ではじめてあらわれ、その後、いわゆる「頭痛持ち」に移行します。
 
片頭痛の場合、痛みは数時間から、長い場合は数日間続きます。片頭痛の名のとおり、頭の片側のこめかみから目にかけてのあたりが痛むことが多いのですが、頭の両側や後頭部が痛むケースもみられます。
群発性頭痛 群発頭痛は、緊張型頭痛や片頭痛と比べて患者数が少ないため、聞きなれないかもしれません。この名称は、群発地震のようにある期間に集中して頭痛が起こるところからつけられました。
 
たとえば、春先や秋口など季節の変わり目にはじまり、いちど痛みがあらわれると、毎日のように頭痛を起こすようになります。痛みは一定期間、たいていは2週間〜2ヵ月くらい続きます。その後、半年から2〜3年と、しばらく時間がたった後、再び同じような頭痛に見舞われるのです。
 
頭痛の起こっている期間のことを「群発期」と呼んでいます。群発期以外の期間は頭痛はすっかり治まってしまいます。


■慢性頭痛の原因は何でしょうか?

緊張型頭痛
「うつむき」や「前かがみ」といった無理な姿勢が続くと、首すじや肩、後頭部の筋肉が収縮し、「筋肉のこり」を招きます。その結果、硬くこった筋肉が神経を圧迫して、頭痛を引き起こすと考えられています。また、精神的ストレスも筋肉を収縮させることがわかっています。
 
片頭痛
過労や睡眠不足、精神的ストレス ハードな仕事をがんばってやり終えたとき、大きな悩みから解放されたときなど、緊張がとけてほっとしたとたん、それまで抑えていたストレスが一気に噴き出して頭痛がはじまるというパターンが多いようです。これは、ストレスのかかっている最中には緊張によって収縮していた血管が、リラックスすることによって拡がるためと考えられます。
 
実際、ウィークデーはなんでもないのに、せっかくの休日、朝から片頭痛に悩まされるという人は少なくありません。このようなケースは「週末頭痛」ともよばれています。
月経、妊娠、出産などによる女性ホルモンの分泌バランスの変化 生理のはじまる1〜2日前や、生理中によく起こります。妊娠中、片頭痛は一時的に治まることが多いのですが、出産後はまた始まります。経口避妊薬(ピル)を服用した場合も、片頭痛が生じやすくなることがあります。
家族歴 家族や親族の中にも同じような頭痛持ちの人がいることが多く、その点から遺伝的体質との関係も考えられます。特に母親が片頭痛の場合、娘が片頭痛になる確率が高いことが知られています。
特定の食べ物 人によっては、アルコールやチョコレートあるいは食品の防腐剤として使われている亜硝酸塩、グルタミン酸などの添加物によっても片頭痛が誘発されるといわれていますが、これらの食物が直接影響しているかどうかは疑問視されています。食べた時の状況に関係がある場合も考えられます。
 
頭痛日記で細かく観察し、自分にとっての誘因はなんであるかをチェックしてみましょう。ただし、あまり神経質になり過ぎないようにして下さい。
空腹 ダイエット中であったり、朝食を食べないで学校や会社へ行くと、頭痛が起こることがあります。
人込みや騒音、まぶしい光 デパートなど人の集まる場所に出かけると、頭痛が起こる場合がよくあります。この場合、人込み、騒音、まぶしい光、ストレスあるいは香水のにおいなどによって頭痛が誘発されていると考えられます。
 
また、旅行へ行くと頭痛が起こるという話もよく聞きます。旅行には、車酔い、早起き(寝不足)、不規則な食事、疲労、ホテルの部屋の乾燥、ストレス、ストレスからの解放など、頭痛に関連する実に多くの要因が絡んでいます。
気候の変化 低気圧が近づくと頭痛が起こりやすいことが知られています。また、寒さによって頭痛が誘発される場合があります。
 
冷房している室内で、冷気が直接頭に当たる場合などによく起こります。この場合は頭や首にスカーフを巻くなどして、冷気を防ぐとよいでしょう
睡眠 寝すぎ、寝不足も片頭痛の誘因となります。
 
群発頭痛
群発頭痛の起こる詳しい原因については、まだ明らかにされていませんが、片頭痛と同じように、頭部の血管の拡張が関わっていると考えられています。群発頭痛の場合は、目の後ろを通っている血管が拡張して炎症を引き起こすため、目の奥が痛みます。
 
 
 
Copyright (C) Dr.T2 All Rights Reserved.