足部(扁平 甲高 回内 回外)
 
偏平足がスポーツ障害を引き起こすとはかぎらないが、脚のアーチの保持に関わっている骨・靭帯・筋肉・腱に障害を引き起こす人が多い。さらに体重が重い場合や運動量が多い場合には、外反足を伴うこともある。
 

(偏平・甲高)
一般に足のアーチの測定には、X線的計測が行われるが、簡便法として舟状骨の位置を触診して確認する方法もあり、今回は簡便法を用いる。
 
〈方 法〉
脛骨内果下端と中足指節関節の下部を結んだ線と舟状骨結節(アーチの最上の出っ張り)の位置を確認する。
 
〈評価〉
扁平 舟状骨の位置が内果下端と中足指節関節を結ぶ線上より著しく下に位置する場合。
甲高 舟状骨の位置が内果下端と中足指節関節を結ぶ線上より著しく上に位置する場合。
 

(回内・回外)
 
〈方 法〉
Leg−Hill Alignment(下腿と踵骨の縦軸の成す角度)を測定し、非荷重時中間位(a)から起位荷重位への動きの範囲を計測する。(b)a:非荷重位の中間位の測定
 
中間位=最大回内位−(最大回外位+最大回内位)/3(ただし回内:+、回外:−とする)
 
〈評価〉
回内 その角度が13度を以上なら回内足
回外 その角度が5度以上を回外足