柔軟性
柔軟性とは、関節の可動範囲を表現するものであり、関節の可動性とは運動を円滑に行うために必要なものである。
関節の可動域は、関節の機能だけでなく、筋力や筋肉の伸展性にも左右される。また、肥満の ように脂肪が可動域制限となる場合もある。柔軟性が低下すると肉離れなどの原因にもなり、腰部と大腿部の柔軟性が低下すると、腰痛の原因にもなりうる。
大腿四頭筋(膝関節伸展筋群)
〈方 法〉
腹臥位にて膝を屈曲させ、臀部と踵との距離を測定する。
〈評 価〉
4FD以上のものを陽性とする。
〈備考〉
体重支持の主動筋でもあり、柔軟性の低下は腰痛とのかかわりが深い。
ハムストリングス(膝関節屈曲筋群)
〈方 法〉
背臥位にて、膝関節伸展位での股関節の可能域を測定する。
〈評価〉
90°以下を陽性とする。
〈備考〉
腰痛あるいはハムストリングス肉離れとの関連性がある。
腰背筋群、大腿部後筋群(長座位前屈)
〈方 法〉
長座位になって体前屈し、つま先の位置を±0として、つま先より前方に何cm手先が出るかを測定する。
〈評価〉
以下の表を参考にする。
〈備考〉
腰背筋群の柔軟性は腰痛との関わりにおいて重要である。
股関節外旋筋群
〈方法〉
腹臥位にて膝を90°屈曲し両膝を接した状態で下腿を両側に開き、脚の外旋可動域を測定する。
〈評価〉
男女差はあるが、45度が標準。