第7回:「子供の切痔」

お腹元気相談室

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Q

2歳になった息子がトイレでうんちができるようになったころから、紙に血がつく日があります。一度近くの小児科へ連れて行ったことがあるのですが、「気にするほどではない。」と言われていました。最近では、たまに排便後にポタポタと血がたれるようになりました。こんな症状でも大丈夫なのでしょうか?

A

小さい子の病気は心配ですよね。

おそらく息子さんは、肛門にわずかな裂肛(きれ痔)があると推測されます。小さい子は、りきみ癖のある子も多く、肛門粘膜が裂けてしまうのです。その際、出血(排便時)を呈することも珍しくありません。もちろん硬い便を出すときに、裂けるケースが多いのですが、りきんだ瞬間に(便が軟らかくても)肛門が裂けてしまうこともあります。

便が硬かったり、なかなか便が出ずトイレにしゃがみこんでいることが多いときはまず、水分を多く取らせ便を軟らかくすることが必要です。出血が多くなるようなら、お近くの外科か肛門科に行かれて、抗炎症薬の入った軟膏を処方してもらい、排便後に肛門に塗りこむようにするといいでしょう。

また切れ痔の炎症により、小さな『ぽっち』が肛門付近にできることがあります。『見張りいぼ』なんて呼ばれていますが、切れ痔が落ち着くと消退しますので安心してください。


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