第3回:大腸のバリウム検査

お腹元気相談室

バックナンバー

Q

先日、大手大学病院で大腸のバリウム検査を施行しました結果「10mmほどのポリープが疑われる」ということで、 大腸カメラを施行しましたが「異常なし」でした。
こんなことってあるのですか?

A

大腸のバリウム検査は大腸カメラが今のように普及されるまで大腸検査の二次検査として活躍してきました。 肛門からバリウムを注入し、その後に空気を送り込むことによってバリウムの粘膜面のはじき具合をレントゲンで撮影し、 粘膜の凸凹をみてポリープなどを診断します。

しかし、腸は体内で真っすぐに固定されているのではなく、 くねくねと曲がりくねっており腸が重なって見えにくい所もあれば、便の塊が残っていて、 まるでポリープのようにバリウムがはじかれる像を呈することがあります。これは検査自体の限界であり、 仮に便が強く疑われても、大腸カメラによって念のため精密な検査を施行する必要があるのです。 つまり、はじめから大腸カメラを施行すればよろしいのですが大腸カメラを苦痛なくスムーズに挿入するには 検者の数多くの検査経験が必要とされるため、多くの施設でまだバリウムの検査で振り分けることをしているのが現状です。


Copyright(c) 2012 大腸肛門.JP All Rights Reserved.