ソケイヘルニアの治療

ソケイヘルニアとは

当院作成の『ソケイヘルニア専門サイト』はこちら

ソケイヘルニアとは、昔から俗に『脱腸』と呼ばれており、お腹にある小腸などの臓器がももの付け根の筋膜の間 から皮膚の下に出てくる病気です。 立ち上がった時やおなかに力を入れた時に、太ももの付け根付近が膨らんでいたら、ソケイヘルニアの可能性があります。

当院はソケイヘルニアの手術を専門的に行なっております。

当院はソケイヘルニア専門サイト『ヘルニア.TV』監修機関です。

当院は日本短期滞在外科手術研究会参加機関です。

当院は(株)メディコン推薦のソケイヘルニア クーゲルパッチ法、ポリソフト法の手術手技指導医療機関です。

定期的に手術見学を実施しております。見学・指導をご希望のDrは下記にご連絡ください。

03-3898-5231 寺田病院 事務長 奈良

鼠径ヘルニア動画

当院のソケイヘルニア(脱腸)手術

当院はソケイヘルニアの手術を専門的に行なっております。
当院がソケイヘルニアにおいて満足度・確実な手術を行う重要点としては、

(1)症例に応じた適切な修復術式の選択をすること。
(2)人工物を使用する場合は、フラットメッシュによる腹膜前腔修復術を第一選択とすること。→代表的な素材としてライトウエイトメッシュ(ポリソフト)を使用。
(3)不必要な剥離や神経損傷を避け、縫合固定は吸収糸で安全な部位へ軽く行う。
(4)併存疾患悪化を防ぐため、基本的に内服薬の休薬や変更を行わない。
(5)術中の完全除痛と偶発症を最小限とするため、麻酔専門医によるラリンゲルマスクを用いた全身麻酔を施行。
(6)術後3時間での離床・食事が可能(腰椎麻酔手術では困難)

と考えております。常に最新・最良の手術にて患者さまに満足のいく手術をご提供いたします。

適切な修復術式

症例に応じた術式の選択

※参考:医療法人社団俊和会 寺田病院 外科 堀 孝吏部長2010年研究会発表

POINT!

● 初発症例と再発症例では癒着剥離の大きさが異なる。

● 年齢によって横筋筋膜(鼠径管後壁)の強度が違う。

● ヘルニア門(空いている筋肉の断裂部)が大きいとMarcy法によるヘルニア門縫縮(縫い狭める)手術のみでは不完全。

以前から使用されていたメッシュプラグ法はヘルニア門や横筋筋膜(鼠径管後壁)の補強という点で現在多くの再発症例が報告されています(適切な症例に使用されていれば問題ありません)。

【再発症例の手術中に取り出されたプラグ】

→クリックすると表示いたします。

腹膜前腔の補強において現況最も理論的に良い方法は2種類。

● Polysoft パッチ

● ダイレクトkugelパッチ

■ライトウエイトメッシュ(ポリソフト)とは

→手術のお写真が表示されます。

最新の手術方法

■Polysoft パッチによるソケイヘルニア修復手術

ダイレクトクーゲル法におけるパッチのズレや、最大の弱点であった頭外側方の 腹膜の敷き込みの減少を改良した最新法、ライトウエイトメッシュ(ポリソフト)

さらに固定部位が神経から離れている場合は

⇒術後疼痛の軽減 につながるのではないかとう期待があります。

ダイレクトクーゲル法とポリソフト法による術後疼痛の比較

第71回日本臨床外科学会総会(2009年11月 京都) 葛岡医師らによる報告

本検討においては、ポリソフト使用により、術後3日目の疼痛がダイレクトクーゲル法に比し、有意に軽減されていました。

▼ 手術当日、術後3日目(退院時期)、術後1~2週目(抜糸時期)、術後1ヶ月目の疼痛を Wong-Baker FACES Pain Rating Scaleを用いて検討しました。

【DK法とポリソフト法による術後疼痛の比較】
▼ 2009年1月~10月まで当院にてポリソフトまたはダイレクトクーゲルを用いた成人鼠径ヘルニア修復術を施行した患者83症例のうち、回答の得られた 64症例(ポリソフト法31例、ダイレ ク トクーゲル法33例)を対象としました。

■パッチの留置・伸展・固定

※参考:医療法人社団俊和会 寺田病院 外科 堀 孝吏部長2010年研究会発表

■内鼠径ヘルニアの場合と外鼠径ヘルニアの場合

→手術のお写真が表示されます。

Polysoft Patchの使いこなしという点で「スリット作成と固定のコツ」

http://medisuke.jp/hernia/

■□医療関係者の皆様へ
実習(手術見学)をご希望の先生は 医療法人社団俊和会 寺田病院での手術見学が可能です。
寺田病院は(株)メディコン推薦のソケイヘルニア クーゲルパッチ法・ポリソフト法の手術手技指導医療機関です。
定期的に手術見学を実施しております。見学・指導をご希望のDrは下記にご連絡ください。
寺田病院 事務長 奈良 03-3898-5231

麻酔専門医によるラリンゲルマスクを用いた全身麻酔

日帰りでも入院でも使用される全身麻酔

脱腸(ソケイヘルニア)の手術におきましては、当院では日帰り手術も含めていろいろ試してきましたが、基本的に標準コースとして『手術の前日入院(夕方)で次の日手術。その2日後に退院とする3泊4日コース』を推奨しております。

■標準コース(3泊4日)

1日目 2日目 3日目 4日目
前日入院

(夕方)

手術当日 退院

※前日入院が不可能な方の「当日朝入院」や「手術翌日」の退院も場合によって可能です。

手術の前日に入院していただく理由は、抗生剤のアレルギーテストや剃毛などの手術前処置を手術当日に行うと、あわただしくなるためです。

また手術の翌日の退院も不可能ではありませんが、患者様の身体的な負担や心配が多いとの意見があり、手術2日後の退院がもっとも患者様に優しいという結論に達し、推奨しています。

ソケイヘルニア(脱腸)の詳しい説明はこちら 『ヘルニア.TV』 >>>

当院の手術麻酔

当院のソケイヘルニアの手術麻酔は基本的に全身麻酔(ラリンゲルマスク)です。麻酔は麻酔科指導医が専属に行います。手術前にベットサイドまで訪問がありますので心配事や質問がありましたらお伺いください。参照 >>>

担当医

寺田俊明 堀 孝吏
葛岡健太郎
寺田俊明
堀孝吏
葛岡健太郎

担当医のプロフィール詳細はこちらをご覧ください >>>
担当診療時間はこちらをご覧ください >>>

当院のクリニカル・パス

日帰りも可能ですが特別の場合を除き、当院では術後2泊の短期入院手術を原則としております。

当院の治療計画表 >>>

日帰り手術と入院手術

ソケイヘルニア手術は日帰り・短期入院が一般的ですが、その違いを解説します。参照 >>>

バーチャル日帰り手術

日帰り手術の流れを写真付きで解説します。参照 >>>

バーチャル入院手術

入院手術の流れを写真つきで解説します。参照 >>>

手術後の注意

術後は患者様に「術後の注意」をお渡ししております。参照 >>>

手術予約について

現在当院の手術待ちは約3~6週間ほどですが、お急ぎの方や痛みなどの症状の強い方はご相談に応じます。またご希望の病室(1人部屋~大部屋)の空き状況によりましても、お待ちいただく期間が多少前後します。

診察時間内でしたら特に予約は必要ありませんのでご来院ください。そのときに術前検査をしていただきます。(近日中の健康診断のデータがありましたらご持参ください)今後ソケイヘルニアの手術増加に伴い手術日の増加を考えております。

診察/手術予約はアイビー大腸肛門クリニックの寺田院長診察日 水曜(午前、午後)、堀外科部長診察日 金曜(午前)でも可能です

『患者様へお願い』
手術までの待ち時間が長くお詫び申し上げます。今後手術の枠を増加することも検討し、迅速に対応できるよう努力してまいります。

また、治療に関して深刻にお悩みの方が多く、早めの治療を希望される方が多い一方、下記のような患者様が最近少なくありません。

1.手術のご予約を電話/FAXでされた後、手術前診察に来院されない→そのままキャンセル。
2.手術予約をした後、手術直前にキャンセルする。
3.手術予約を何度も変更する。
順番待ちをしている患者様も多く、病院側も外科医、麻酔科医、手術スタッフ、入院ベットをご用意し万全の状態で待機しております。突然のご病気や、突発的な出来事のない限り直前(手術前1週間以内)の変更やキャンセルはご遠慮願います。ご自分のスケジュールをよくご検討のうえ、ご予約をお願い致します。

治療のスケジュールと料金について

病院での会計は払うまでとても不安なものです。そんな方のために当センターでは下記のようなケースの概算料金を算出してみました。(一般的な値段設定です。)

下記の料金はあくまでも概算であり、大幅に変わることはありませんが、実際の請求金額とは場合により若干異なりますのでご了解ください。

以下のケースは自己負担3割の料金です。

人工靭帯(ダイレクト・クーゲルパッチやポリソフトパッチ)の値段 6,390円を含みます。

全身麻酔下にソケイヘルニア(脱腸)の手術(ヘルニア根本術)を施行した。
2泊3日又は3泊4日(術後2日)  約80,000円(3割負担)程度 

女性のソケイヘルニア

女性女性のソケイヘルニアも男性と同様にソケイ部の膨隆や痛み、違和感が発見のきっかけとなります。

特に大腿ヘルニアは女性に多く、嵌頓(かんとん)する可能性が高く腸閉塞症状(腹痛、腹部の張り、嘔吐など)で発見されることも少なくありません。

しかし男性のように陰嚢より指を挿入したりして脱腸を診断できないので多くの場合、患者様の症状を聞き判断し手術に踏み切ることが多く、小さなヘルニアの場合は超音波検査にて筋層の断裂を確認し診断する場合もあります。

当然気張ることが多くなる妊娠・分娩や便秘は発生の大きな原因になります。

【女性ヘルニア超音波】


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