(1) 圧迫療法(保存的治療)
医療用の弾性ストッキングや弾性包帯を使用します。
下肢に適度な圧迫を与えることで下肢に余分な血液がたまることを予防します。
※ただし弾性ストッキングなどによる圧迫療法は、あくまでも進行防止・現状維持が目的で、下肢静脈瘤そのものが治るわけではありません。
(2) 硬化療法
硬める薬剤を静脈瘤(コブ)の中に注入し、静脈の内側の壁と壁をくっつけてしまったり、血栓(血のかたまり)をつくり詰めてしまう方法です。
しかしすべての下肢静脈瘤をこの方法のみで治療することはできません。
(3) 高位結紮法
弁不全をおこしている静脈と大元の静脈の合流部を縛ったうえで、切り離してしまう治療法です。
(4) ストリッピング手術(伏在静脈抜去術)
下肢静脈瘤の根治的な治療法として古くから行われている手術方法です。
弁不全(壊れている弁)を静脈ごと引き抜いてしまいます。特にその後の歩行や痛みは影響しません。再発率が低く、確実な治療法ですがまわりにある知覚神経にダメージを与えることがありますので、注意が必要です。
【引用】 写真は慶応大学病院 血管外科班の先生より提供していただきました
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